Apple・BOSE・SONYを聴き比べて分かった「音の方向性」の違い

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SONYの「WF-1000XM6」を購入してから、散歩しながら色々な音楽を聴いています。

最初は、

「音が細かい!」

という衝撃が強かったのですが、しばらく使っているうちに、Apple・BOSE・SONYは“どれが上”というより、「音の方向性」がかなり違う事に気が付きました。

今回は、普段使っている

・SONY WF-1000XM6
・AirPods Pro 3
・AirPods Max
・BOSEヘッドホン

を聴き比べて感じた事を書いてみます。

SONYは「埋もれていた音」が見える

まず一番驚いたのは、SONYです。

今回購入したWF-1000XM6は、とにかく細かい音が見えます。

最初に驚いたのが、Princeでした。

「Purple Rain」を聴いていた時、後ろで小さく鳴っているギターやカッティングがかなりハッキリ聴こえました。

今まで何度も聴いていた曲なのに、

「こんなギター入ってたの!?」

と本気で驚きました。

さらに、

・ハイハット
・シンバル
・小さいカッティング
・後ろのギター
・ベースライン

までかなり細かく見えてきます。

特にロックやファンク系はかなり面白いです。

Keith Richards のカッティングや、「Exile on Main St.」の音の層もかなり楽しめました。

SONYは、

「音楽を気持ちよく聴く」

というより、

「録音の中を探検する」

感覚に近いです。

Appleは「全体を自然に聴かせる」

一方、AirPods Pro 3 や AirPods Max はかなり方向性が違います。

Appleは、無理に細かい音を前に出さず、全体を自然にまとめて聴かせる感じがあります。

最初はSONYの後に聴くと、

「あれ?後ろのギターが少し隠れる?」

と思いました。

ただ、その代わり非常に聴きやすいです。

無理に音を解析させる感じがなく、音楽全体を自然に楽しめます。

特にThe Bandのような“空気感”を楽しむ音楽は、Apple系がかなり気持ちよく感じました。

長時間でも疲れにくく、

「ずっと聴いていられる」

感じがあります。

ノイズキャンセリングもかなり特徴的でした。

Appleは装着した瞬間、

「スッ」

とすぐに効き、解除もかなり速いです。

反応が非常に機敏で、デジタル的な気持ちよさがあります。

また、外音取り込みもかなり自然で、「生耳に近い感覚」があります。

この辺りは、Appleの完成度の高さをかなり感じました。

BOSEは「空間と低音が気持ちいい」

BOSEはまた全然違います。

まず、空間の広さがあります。

さらに低音がかなり気持ちいいです。

正直、

「ブンブン鳴ってる」

感じはあります。

ただ、その低音や空間の広がりのおかげで、音楽に包まれる感覚があります。

特にブルース系はかなり楽しかったです。

John Lee Hooker や Howlin’ Wolf のような音楽は、BOSEで聴くとかなり気持ちいいです。

カッティングもSONYほど解析的ではありませんが、ノリとしてかなり気持ちよく前に出てきます。

また、ヘッドホンなので空間表現はかなり広く感じました。

ただ、これから暑くなってくるので、長時間外で使うには少し暑いかもしれません。

ノイズキャンセリングの方向性も違った

今回かなり面白かったのが、ノイズキャンセリングの違いでした。

Appleは、

「スッ」

と一気に切り替わります。

一方、SONYは少し違います。

周囲の音が、

「ふわ〜っ」

と自然に静かになっていく感じがあります。

急に無音になるというより、空気ごと静かになっていく感覚です。

この辺りもかなり方向性が違っていて面白かったです。

「どれが最強」ではなく「方向性が違う」

今回改めて感じたのは、

「どれが最強か」

ではなく、

「音楽によって合う方向が違う」

という事でした。

PrinceはSONYがかなり面白いです。

The BandはAppleが自然で気持ちいいです。

ブルース系はBOSEがかなり楽しいです。

そして、人間の耳は慣れるので、しばらく聴いているとどれも自然に感じてきます。

ただ、それぞれの方向性はかなり違います。

SONYは「埋もれていた音を見せる」。

Appleは「自然に全体で聴かせる」。

BOSEは「空間と低音で包み込む」。

今回、イヤホンやヘッドホンでここまで音楽の見え方が変わる事にかなり驚きました。

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